成長曲線、使いこなしてる?子どもの身長をチェックしよう!

 

正しい身長の計り方を知りましょう

今日は意外な話になるのですが、ちゃんと身長を正確に計れていますか?

子どもの身長を正確に計らないと、現状を正確に知る事ができませんし、成長曲線が間違ったものになってしまいますから要注意。

例えば、子どもの顔の向きが上下するだけで1cm以上違ってくることもあります。そうなると身長の計り方次第で大きな差が出てしまいます。もし、計り方が原因で本来問題ない範囲の子どもを「低身長」と判断してしまっては大変なことになりますね。

身長を測る時は以下の6つの点に注意して下さい。

①結んだ髪の毛はほどいてヘアピンなどは取り除く
②頭の姿勢:頭は左右に傾けず軽くアゴを引きまっすぐ前を向く
③肩の力を抜く
④背中を伸ばし身長計の柱に背中をつける
⑤膝を伸ばす
⑥かかとをつける。

特に子どもは見栄っ張りですから、身長を少しでも高く見せようと小細工をしたりします。身長測定の数字だけではなくて、ご家庭でも身長をを測定して、正確な数値を知れるようにしましょう。

平均身長(標準身長)を知りましょう

自分の子どもの身長を正確に把握したら、次は、平均と比べないといけません。

子どもの身長が高いか低いかは、同性、同年齢、同月齢の子供の標準身長と比較する必要がありますね。
背の高い順で前の方だから「低い!」とあっさりと断定する事はできません。

例えばあなたの子どもが、暦年例5歳3ヶ月の男子だった場合、標準身長は108.3cmになります。

この数字と自分の子どもの現在の身長とを比べる事で「高いか、低いか」を冷静に判断する事ができます。

子どもの成長曲線を描き、伸び方をチェックしよう

子どものひとりひとりの成長の伸びは、身長を測定し年齢ごとに点で記入し、点と点の間を直線または曲線で結べば、グラフでは表す事ができます。

これが有名な成長曲線です。

一般的な成長曲線は、日本の標準的な子供の成長を、正常範囲の中をもたせて描かれたグラフになります。そこには平均値を中心に標準的な成長の範囲としてSDスコアが共に描かれています。

SDスコアの「SD」とは標準偏差のことです。

SDスコアはこの「SD=幅」と平均値を使用して、平均値からどれだけ離れているのかという「幅」を示します。 実際の数値がどの範囲にあるのかを計算する方法になります。

ちょっと細かい計算になりますが、SDスコア=(身長の実測値-平均身長)÷SD(標準偏差)となります。

一般的にはSDスコアが+2SD~-2SDが標準的な成長の範囲です。SDスコアが−2SDより低い身長の人は、全体の2.3%(1000人のうち23人)にあたります。

これがいわゆる低身長と呼ばれる状態です。

成長曲線に自分の子どもさんの身長を年齢ごとに点を打っていくことで、平均の伸び方を自分の子どもの伸び方を比べる事ができます。

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