治療した場合と治療しない場合、効果はどれくらい違う?

 

低身長の状態になった子どもにはなんらかの対処をしなければなりません。

最初に思いつくのがお医者さん。

医師の診断を受ける事です。

やはりこれが基本になりますね。

「背を大きくしたいから治療して!」はダメです

ちなみに、良くあるのですが、「子ども背が小さいので、治療で背を大きくして下さい!」という場合。

これは認められません。なぜなら医療は必要な人に必要な分だけやられるものだからです。つまり、低身長のまま放っておく事が長期的に子どもの発育に大きな問題を引き起こす場合にのみ低身長の治療は行われます。

必要な子どもにするべき治療、それが成長ホルモン治療です。

低身長ではないではないけれど、「背をこれ以上大きくしたいから!」という場合は、民間の療法か、成長期に特化したサプリメントを摂取する事をおススメします。

なぜ成長ホルモン治療が必要になるのか?

もちろん、子どもの背を伸ばす為ですが、最も根本的な理由があります。それは、学年ごとの平均身長になるべく早く追いつくためです。

仮に子どもが低身長の状態であったとしても、成長期を迎えれば身長が伸びていきます。しかし、成長期を迎えてからの身長の伸びは、どの子も一定になる事は多く、そうするといつまでたっても平均身長に追いつきません。

成長期を迎えて身長は伸びたけれど、学年の平均で見ると、低身長のままだったということが考えられるのです。

つまり、成長ホルモン治療を行う理由は、早い段階で今生じている低身長状態を解消し、平均の状態にもっていくためなのです。そうすれば、成長期を迎えた時に周りのみんなと同じように伸びていきます。その時はすでに、成長ホルモン治療は必要なくなっているのです。

成長ホルモン治療はどんな効果があるか?

成長ホルモン治療は一般的に「在宅注射」と呼ばれるモノが一般的です。つまり、ご家庭で親が子どもに注射することになります。この注射の効果により、成長ホルモンの分泌が50%増しくらいになります。

この50%増というのがどれくらいかと言うと、子どもが夜ぐっすりと眠っている時に分泌される量に相当します。不必要に多く投与するという事ではありません。

その効果は、身長の伸びで言うと、1.5倍〜2倍になります。例えば1年に3cmくらい伸びていた子どもは1年間に4.5cm〜6cmくらい伸びるようになります。

注射を嫌いな子どものことも考慮して、成長ホルモン治療用の注射針はかなり細くなっていますので安心して下さい。

 -治療とその効果