成長ホルモン治療って何?
子どもが低身長であると判明した時に、専門の医師から薦められるのが、成長ホルモン治療です。
この成長ホルモン治療とは、読んで字のごとく、低身長状態になっている子どもに成長ホルモンを補う事。
これが目的です。
お母さんが自分の子どもに注射する!?
成長ホルモン治療とは何かと言うと、お母さんやお父さんが、自分のお子さんに注射をすることです。
これを「在宅注射」と言います。
えええ!注射!!!
とびっくりされるかもしれませんが、安心して下さい。
これは私たち大人がお医者さんで受けるような静脈注射などではありませんので、今、あなたが思い浮かべた「注射」とは違う物です。
赤ちゃんの予防注射よりも細く、小さい針です
実際に見てもらった方がいいと思うのですが、イージーポッドという注射があります。
これは針が見えないタイプです。
画像引用元:http://www.easypod.jp/howtouse_8mg.html
見てお分かりの通り、注射というよりも、機械みたいな印象ですね。
子どものが小さい場合は、保護者の方がやった方が良いと思いますが、小学校高学年くらいになれば、写真の男の子のように自分で注射する事も可能です。
注射すると言ってもやることは、「ボタン」を押す事です。
安心して良いのではないでしょうか。
注射する場所は、ふとももやお尻など
普通の静脈注射とは違いますので、注射する場所も、ふとももやお尻、肩などになります。
BCGの注射とイメージは近いかもしれませんね。
注射の痛みもほとんどありません
針が小さく、短く、そして注射する場所もおしりや太ももばかりなので、痛みもほとんどありません。もし子どもがが寝ている時に保護者の方がおしりに注射したならば、子どもが気づかない可能性すらあります。
ですから、注射と聞いて子どもがひるんだとしても大丈夫ですし、イージーポッドの写真のように見た目も「ザ・注射」ということはありませんので大丈夫だと思います。
- PREV
- 噛む大切さを教えてあげて下さい。
- NEXT
- 低身長の治療にかかる費用はどれくらい?