低身長と肥満の関係「太ると伸びにくくなる」

 

身体が大きくなっているみたいだけど、身長がそこまで伸びないなぁと悩んだ時は、子どもの肥満を疑ってみると良いでしょう。身体が縦に伸びず、横にばかり大きくなるときは少しバランスが悪くなっていますから要注意です。

このコラムでは肥満と低身長の関係について書いてみます。

子どもが太るとなぜ身長が伸びないのか?

「子どもが肥満になると身長が伸びない」と言われていますが、その理由は、肥満になると成長ホルモンが分泌しにくくなるからです。

ではなぜ成長ホルモンが出にくくなるかというと、「太る=栄養が豊富=栄養が必要ない=成長期が終わるのが早くなる」という流れがあるからです。

つまり、「子どもの身体が大人になった」と身体が勘違いしてしまい、身長が伸びる時期があっさりと終わってしまうんですね。

成長期よりも、成長期前が重要です!

また同じ理由で、成長期が早くやってくる事にも繋がります。

実は成長期に入ってしまうと子どもの身長の伸びはラストスパートを迎えます。ラストスパートという事は終わりが見えるという事であり、成長期に入った時点で終わりが見えてしまいます。

ですから成長期にはなるべく遅く入る方がいいのです。後から追い上げる派が、一番身長が伸びる可能性が高いのです。

いくら食べ盛りの子どもと言えど、必要以上にご飯をぼこぼこ食べていると身体がカロリー過多、栄養過多になり、「おっ?この子はもう十分に身体ができてきたな」と成長期に突入するのが早くなってしまうのです。

低身長の状態になりやすい一つの理由が、子どもの肥満なのです。肥満にはならないように十分に注意してあげて下さい。

子どもの年齢別の平均体重をチェックしておこう!

身長と同じですが、肥満かそうでないかは、同じ年齢の他の子どもの数字と比較する必要があります。

低身長と肥満
平成25年度 学校保健統計調査報告:年齢別身長、体重、座高の平均値及び標準偏差(東京都及び全国)より作成しました。

上記の表を見て、年齢別の平均体重を常にチェックするようにして下さい。数キロ太っているくらいならば問題ありませんが、5キロ以上太っている場合は、親が何らかのケアをしてあげた方が良いと思います。

もちろん何らかのスポーツをしており、身体が大きくなることが求められるときも一緒です。身長が大きくなってから体重を増やした方がより大きくなります。

サポートをできる限りしてあげる事が大切だと思います。

 -低身長と肥満とは?子どもの肥満は身長を伸ばす大きなブレーキになります。